なのにボ−ルを回され¨崩されてやられた¨印象が強かった‥
対する東京も、自分たちの時間帯がまったくなかったわけではないのだけれども‥
自分が何を言いたいのかいいますと、ポゼッションスタイルって「完成度」とか「いまの力量」をはっきり相手に晒す戦い方であると思うんですね。
仮に‥繋ぎと連動性を相手に¨見せつける¨ことができれば、それ自体で「威圧感」を相手に与えることも可能で‥
ポゼッション(ム−ビング)すること、そのものが相手への「脅威」にもなりうると言うか。全盛期のヴェルディ川崎や磐田のように。
逆に‥ポゼッションスタイルの怖いところは‥その完成度が低いと(相手が脅威を感じないと)見極められやすい戦い方でもあるのかなと。
リアクションがそのときだけスパッと抜く刀だとしたら、ポゼッションは刀をかざし続けながら戦う感じで。
なので時には刀の切れ味(ム−ビング)だけで相手を威圧できるけども、時には相手にその切れ味も見切られやすい‥
東京にとっては追いついたあの時間帯(フィンケが素晴らしかったと言っていた時間帯)が、点を取れなかったとしても、心理的な圧力を掛けられるチャンスだったんだと思うんです。
けどその時間帯に、相手が脅威と威圧感を感じるほどのポゼッションはできなかった。むしろ相手に見極められた感のほうが強く‥
僕が思うに、脅威と威圧感を与えるそれと、相手に見極められてしまうそれの違いは何かと言ったら、それはこの日の浦和に(フィンケのアプロ−チに)ヒントがあるような気がするんです。
浦和のポゼッションで怖さを感じたのは、組織をベ−スにした、いわゆる¨個¨の部分になんですね。とくに‥ポンテと原口と山田直の3人の。
ム−ビングしながら相手に脅威を与える為の、ポンテは狡猾さを(ポゼッション的なマリ−シアと言うか)、原口と山田直は怖いもの知らずの大胆さをもっていたかなと。
そして、東京がム−ビングしながらブレ−クスル−を果たす為の鍵はそのあたりにもあるんじゃないかと思ったり。
試合後に城福さんがコメントしていた浦和にあって東京にないものとは‥たぶんポンテのことを言っているんでしょう。
ポゼッションに怖さを(狡猾さを)持ち込む‥存在。確かに東京にはいない‥
城福さんは、次節からアタッキングスタイルのほうにその振り子をもう少し振らせて、(咋シ−ズンのように)そこから¨東京的な怖さ¨をポゼッションに組み入れてくるみたいですね。
ポンテ的な存在がいないのなら‥そういう¨手立て¨でいくしかないと思います。それをスケ−ルダウンとか停滞とは言わないと思うし。
あと大胆さ。新しい風の部分。
このあたりは、原口や山田直に負けず劣らずの人材はいるんじゃないかと。そう米本や草民が。時期尚早などではなく、二人は城福東京のシンボル的な存在にだってなりうると思うんですけど‥
確かに開幕からの悔しすぎる連敗‥。ふぅ‥ でもこれをあとからあの連敗があったからこそ‥と感じられようにできるかどうかですよね。
まだまだ手立てはある。そうまだまだこれから!
たく
●ア−セナルが(ベンゲルが)若い選手にこだわるのも、自我をオ−ガナイズしやすいのもあるからだと思いますけど、やっぱりいい意味での舐めた感(相手をリスペクトしすぎない)を若い選手たちは持っているからじゃないかと。大胆さや怖いもの知らずさを。そしてそのバイタリティはポゼッションの妙薬に。




山形戦、勝ちたいですね!
正直言いますと‥¨刀の例え¨、そして東京と浦和の¨照らし合わせ¨の部分。
ともに読んでくださる方に上手く伝わるのかな‥と不安に思いながら書いてたものですから、青赤バイカ−さんに共感していただき(お褒めもいただきまして)すごく嬉しいです。
青赤バイカ−さんも僕と同じ、ゴ−ル裏が定位置の方でしたよね。
山形戦はお互い全力フルサポ−トで、かならず初勝利をもぎとりましょ!